森林の荒廃が全国で心配されています。
平成31年度から森林環境税を財源とした新たな森林管理システムがスタートします。
市町村は、間伐や人材育成などに本格的に取り組むことになり、森林組合も連携してさらなる地域の森づくりに貢献することを期待されています。
間伐・除伐
立木が育成することに伴い密植状態になった森林では、一部の木を列状等に伐り太陽光が林内に十分届くようにして、残った立木が十分に成長できる環境を整えます。
- 除伐前
- 良材は、木材市場に出荷します。
- 森の伐採作業は、チームワークが大切です。
- 林道は、搬出のために不可欠で、林業の重要な部分を担っています。
- 伐採した木材を利用して、作業道を整備しています。
森で活躍する機械。さまざまな林業機械の導入により、効率的で安全な作業が可能となり、着々と森林整備が進められています。
- バックホー
施業の集約化
森林の維持・管理には、大きな経費負担が予想されます。
そこで、小規模な森林所有者がまとまって、中規模、大規模な施業地の団地を作ることで、効率的な作業や搬出が可能となります。
その費用には、行政の補助金を充て、不足分は木材の売り上げを補填することで、ほとんど費用負担なく先祖伝来の山林の手入れが可能となります。
また、相続時の境界確認なども事前にできるというメリットもあります。
行政の補助事業や融資などについての窓口になっています。
長年のノウハウを活かして森林管理の相談にも応じます。